世田谷美術館で~2/27まで開催中のグランマ・モーゼス展に行きました。
↓↓オンラインチケット購入にはdポイントが使えました。
グランマ・モーゼスについては”70歳から絵を書き始めたおばあちゃん画家”という情報は知っていましたが、
特に先入観はなくて、可愛らしい風景画を楽しもう、くらいの気持ちでした。
が、今回の展示では沢山の作品に加えて、
仕事観や人生観を問うようなキーワードが散りばめられていて、
日頃仕事辞めたいなあ~とばかり考えている自分としては、ちょっと後ろめたいような気持ちにもなりました。
印象的なキーワード
「私の100年の人生はよく働いた1日のようなものでした」
「人生は自分で作り上げるもの。これまでもずっと、これからもずっと」
石鹸もロウソクも作らなければならなかった時代。
大変だけど楽しかった思い出としてその風景は描かれていました。
そうそう仕事って決して嫌なことばかりではないんだよね。と思ったり。
昔の労働は重労働だけどブルシットジョブではない。
ってところがポイントなのかなと思ったり。
石鹸もロウソクも簡単に買えるし、何なら生活のためのロウソクは不要になったのにどうして日々の忙しさは変わらない(むしろひどくなっている)のでしょう。
余談:
今回のグランマ・モーゼス展に行くにあたり、
グランマ・モーゼスは以前新宿の美術館で見たことを思い出し検索してみると、損保業界の再編と共に美術館名が変わっていました。
沿革 | SOMPO美術館について | SOMPO美術館(旧館名:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館) (sompo-museum.org)
ゴッホのひまわりを所蔵していることで有名な美術館。
東郷青児美術館 1976-1986
年号は古い-新しい で記載。
ここも古い-新しい の順。ふむふむ。
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館 2002-2019
なぜかここだけ新しい-古いの順 になっている
SOMPO美術館 2020-
そして今はSOMPO美術館となっているとのこと。
だから何だということはないのですが、2001から2019年が空白の数年に見えたので、あれ?私が行ったときは何美術館だったの?と少し混乱しました。
そのうち修正されるかしら???