ちょっと書きにくい話なのですが、、、
本当にびっくりして、調べてもあまり体験談が見つからなかったので記録のため書いておこうと思います。
異変に気付く
ある日、トイレで異変に気付きました。
端的に言うと”血尿”という状態っぽい。
こんなこと初めてです。
驚いてネットで調べると、
血尿は痛みがあれば尿路結石や膀胱炎の可能性があり、
無症状の血尿は重大な病気(膀胱がん、腎臓がん・・・)の可能性ありとありました。
単なる疲れやストレスで血尿が出るということはない。特にがんの場合血尿はおさまることがあるけど、治ったわけではないので、1度でも見たら必ず病院へともありました。
全く痛み等の症状はないので、余計不安になり一気に色々なことが頭をよぎります。
場所が場所だけに検査や治療が大変そう・・痛いかな・・
ガン保険は入っていないし・・・
仕事を辞めたので私の収入は無いし、健康保険も任意継続だから付加給付もないし・・
とりあえず病院に行こうと泌尿器科を探しましたが、休診日や休日で、取れた予約は3日後でした。
泌尿器科を受診
受診日までの間も血尿はおさまりません。
悪い想像ばかりしてしまい、気が気じゃありませんでした。
お医者さんにもこれは確かに血尿ですね・・と尿検査やエコーをしてもらいましたが原因はまだ不明。
ここで「ナットクラッカー現象かもしれない」とのコメントがありました。
でも他の病気の可能性もあるので検査しましょう、ということで、後日別の病院でCTを撮ることになりました。
始めて聞いたナットクラッカー現象(症候群)。
ナットクラッカー = くるみ割り、
血管が挟まれて血尿を引き起こす事象ということらしい。
ナットクラッカー症候群 (なっとくらっかーしょうこうぐん)とは | 済生会 (saiseikai.or.jp)
若い人や痩せている人に見られるもので、もしこの現象なら特段治療も必要ないそう。
”若い人”はあてはまりませんが・・・”痩せている人”には確かにあてはまっています。
これが原因ならいいな、と少しほっとしたものの、まだ不安も残ります。
造影剤を使ってCT
CTは別の病院で取り、結果はまた元の病院で聞くという段取り。
CTでは造影剤を使用しました。(これも人生初)
「血管から一気に造影剤を注入します、注入すると体が熱くなりますが問題ありません」との説明を何度もされる。
”一気に注入”と聞いて少し怖くなりましたが、やるしかありません。
看護師さんも技師さんも丁寧で無事検査は終わりました。
確かに体が熱くなる不思議な感覚がありましたが、痛かったり、気分が悪くなるということはありませんでした。
検査結果を泌尿器科で聞く
検査結果のCT画像を持ってまた後日、泌尿器科へ。
結果、画像から問題は見つからず、ナットクラッカー現象だと思われます、とのこと。
また、尿検査・血液検査の詳細な結果からも悪いものは見つからなかったということで大きな病気である疑いは晴れました。よかったぁ。
今回の体験から考えたこと
・日本の医療って素晴らしい
受診からCTの予約まで迅速に進めてもらい、かかった費用は
泌尿器科合計8,000円くらい、造影剤CTが8,000円くらい。
痛い出費ではあるけど、これくらいの金額で精密な検査を手厚く親切にやってもらえるのはありがたい。
CTの画像を見ながら「他の臓器も綺麗で問題ないですよ」と言ってもらえたので、ちょっとお得な気もしましたし。
最近のニュースで皆保険の見直しどうこう・・とありましたが、見直しされては困ります。。
※今回の血尿が問題ないというとは、詳しい検査の結果で判断されたものなので、自己判断せずに、お医者さんに診てもらうことが必要だそうです。
それほど負担のない検査でしっかり各臓器の状態を見てもらえるので、怖がらなくて大丈夫!←検査前の自分にかけてあげたい言葉。
・お金について
ガン保険に入っていないことの不安は少し感じたけど、今後の生活費シュミレーションにある程度は医療費も組み込んでいるので落ち着いてみればそれほど心配はないはず。
でも正直焦った。
・健康の大切さ
何らかの病気にかかる可能性はいつでも誰にでもあるのだから、元気なときにやりたいことはやっておこう。